第三回 ”飲むリエ太郎の独り言”

今年も坊主や先生方が走り出す季節になりました!
ちょっと、ワイン以外の独り言を。
この時期に有名なお菓子の話です👋

ドイツ、オーストリアのクリスマスの伝統的なイースト菓子、シュトレンは、ドイツ語で炭鉱の坑道という意味で、幼いイエス・キリストのおくるみの形とも言われます。ドイツ、ザクセン州のドレスデンが発祥の地とされているシュトレン。その原点となる最古の記録は1329年のナウムブルクの司教に贈呈したクリスマスの贈り物とされています。
酵母の入った生地にリッチなバター、ラムレーズン、レモンピール、オレンジピールやアーモンドなどをたっぷり練りこんで焼き上げ、上には真っ白になるまで粉糖をふりかけます。 

ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の期間に少しずつスライスして食べる習慣があります。洋酒に漬け込んだフルーツが、日を追うごとに熟成され、なんとも言えない高貴な味わいになります。

デセールに甘口ワインにも合います。
濃いめのコーヒーや紅茶もいいけれど、甘口のシェリー(クリーム)などは最高です。
ブランデーもいいですね。
この時期ならでは、〆の一杯と共に大人のシュトレンを味わってみてはいかがでしょうか?

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